〔047〕金峰山 (2,599m)
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2003年05月01日(当時53歳)

山梨県北杜市須玉町小尾

 3時間23分にて金峰山に着く。 結構人が多く山頂に立つのも順番待ちとなる。

”大日小屋”から見た ”大日岩”。 あの下を通って行く。

谷の下にある ”大日小屋”。 小屋の横には水場がある。

尾根道から見た ”八ヶ岳”。 天気は最高であるが見通しが悪い。

進むにつれ残雪が多なり歩き辛くなってくる。
すれ違うハイカーは皆、アイゼンを装着していた。

やっと ”五丈岩”、”金峰山”が見えてきたが、まだ遠い。

今朝、登った ”瑞牆山”を見る。 ”大ヤスリ”岩は奇異な形で聳えている。

近くで見ると迫力のある ”五丈岩”。
沢山の岩の積み上げであり人口的にも見えた。

”富士見平”から3時間23分で ”金峰山”(2,599m)に着く
”瑞牆山”を経由せずに、登山口からの直接なら4時間で登れることになる。

”金峰山”の山頂より ”五丈岩”と登って来た尾根筋を振り返り見る。
これを4時間掛けて帰るのか!




標高差:1、084m
下山後、増富温泉へ
  11時間掛けた瑞牆山、金峰山登頂後は、帰り道にあった ”増富温泉”に入る。
入浴料は700円と高かったが、サウナ、薬草風呂、露天風呂と設備は整っていた。
  食堂は終わっていたので200円のアイスクリームを買って外で夕暮れの山を見ながら食べていると最高の気分だった。
大菩薩に移動
  増富温泉から ”大菩薩嶺”に向かうが町中を通る為に道が判らない。 スキヤで飯を食うが380円と安く、最高に美味かった。 甲府のワイン畑をウロウロして国道411号線を見つけ、大菩薩温泉を過ぎると林道への看板を見つける。 林道の入口は狭く心配したが入ってみると結構広い道が続いた。 9時30分で大菩薩登山口のロッジ長兵衛の駐車場に着く。車は結構停まっている。 割り込んで車を停める。
'03年度の日本百名山行脚
05/01 05/01 05/02 05/02
瑞牆山 金峰山 大菩薩嶺 天城山
”五丈岩”も”金峰山”も指差の距離になってきた。
後もう少しだ。
日本百名山』 ”瑞牆山”との連登では体力的にきつかった。
きんぷさん
深田久弥著の「日本百名山」から
  一般に奥秩父の山々は、これという特徴がなく(略)一々の山を指摘するのはむずかしい。そんな時、私はまず第一に金峰山に眼をつける。 この山も漠然と見ただけでは、特に他と
区別するような山相は持っていないけれど、ただその頂上の五丈石(御像石)が目印になる。
Road Map :中央道の須玉ICから県道601号線、県道23号線を走り、瑞牆山荘に向かう。
Route Map
:瑞牆山荘〜富士見平〜瑞牆山登頂後、富士見平に戻り、金峰山を往復する。
登ってきた尾根道を振り返り見る。
2023年11月25日改定
  瑞牆山を下り、9時50分 ”富士見平”を出発、穏やかな登りが延々と続く、しんどい、
息が切れるが時間短縮の為、頑張る。 勾配が無くなると登山道の真ん中だけ雪が残った道と
なり、踏み固められ、溶けないのだろう。
  50分で ”大日小屋”に付く。 目の前に見える山が ”金峰山”と思い、大したことない
じゃんと勘違いしたが違うピークだった。
気温6℃、日当たりの良い場所に座り昼飯とする。
  道は険しくなり林の中から大きな岩が立っている場所に出る。 1時11分(1時間22分)に
”大日岩”に到着する。 回り込めば岩の上に立てそうであるが、時間が勿体ないので通り過ぎる。
  樹林帯の中では残雪が多くなり半分凍っているので滑り易い。 下りて来た学生達はアイゼンを
付けていた。  雪の中を登ったり降りたりを繰り返し ”砂払いノ頭”に出る。 ここに若い衆が
3人居たので下りか? と聞くと登りですと答えた。 休憩せずに進む。 ここからは尾根道となり
景観が一気に開け、山頂は気が遠くなるほど遠くに見えた。
先ほど登った瑞牆山は標高的に随分
下の方に見えた。 尾根筋を登り下りを繰り返し、断崖絶壁の ”千代ノ吹き上げ”を通り
”瑞牆山”からも見えていた ”五丈岩”がそびえる広場に出る。 五条岩は岩と言うより大きな
石を積上げた格好になっており人工物にも見えた。
写真を撮って直ぐに引き返す。 帰りの樹林帯は固まった残雪でおっかなびっくりの下りとなり
アイゼンの必要性を感じた。 4時15分(6時間45分)にて ”富士見平”に戻ってくる。
4時55分(7時間5分)で駐車場に到着。
トータル 11時間の山歩きとなってしまった。